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クジラがしんだら
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1,980円(税込)
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- いのちのおわりからはじまる、ふしぎないのちのつながり
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- 深海はえさが少なく、生きものが少ない場所です。ところが、ごくまれに巨大な食べ物のかたまりが降ってくる。それが命を終えたクジラです。クジラの体は、長ければ100年にもわたってさまざまな生物の命を支え続けます。
- はじめはサメ、コンゴウアナゴなどが肉を食べ、タカアシガニやグソクムシなど小さな生物が続きます。骨だけになると、こんどはホネクイハナムシという骨を食べる生物があらわれ、その後も長期間にわたりクジラは分解されていきます。
- このクジラの死骸を中心に形成される特殊な生態系は「鯨骨生物群集」と呼ばれ、近年の研究でその実態が明らかになってきました。
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- 50~100年というのは、とほうもなく長い時間ですが、必ずどこかで終わりは来ます。
- 鯨骨に生きる生き物たちは、やがて別のすみかと食べ物を探さなくてはいけない。こんなに広い海で、そうつごうよく、沈んだ大きなクジラに出会えるものでしょうか?
- しかし、まっくらな宇宙にも星があるように、深い海の底からあてどない旅に出かける生物たちにも、どこかに必ず明かりがあるのです。でなかったら、クジラに集う生きものたちがずっと子孫を残し、命をつなぎ続けることはできなかったはずです。
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- これは深海という厳しい世界に生きる生物たちの、いっときの大宴会を描いた物語絵本です。
- 監修は国立研究開発法人海洋研究開発機構の藤原義弘氏。
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- ■江口絵理 文 / かわさきしゅんいち 絵/藤原義弘 監修
- ■判型:B5変型ワイド判 / サイズ:25.1×25.6cm
- ■頁数:40頁
- ■対象年齢:4・5歳〜
- ■ISBN:978-4-494-01599-3
- ■NDC:480
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