ゾウさんおどらせるの、だあれ?
- もしもぼくがもっと大きかったら、だれもチーズをよこどりしたりしないはず!
- 小さなネズミは、いつもくやしい思いをしてばかり。大きなカメの姿に感心していると、次々にもっと大きな動物を紹介され、ついにゾウにたどりつきます。そのゾウを簡単におどらせるのは、いったいだあれ? なんとネズミよりもずっとずっと小さな生き物でした。賢さと勇気があれば、体が小さくても力が弱くても大丈夫。ネズミは思い切ってチーズを取り返し、自信も取り戻すのでした。
- 作/アンゲロス・アンゲールゥ、エミ・シーニ
- 2005年より創作活動を開始し、数十の演劇作品ならびに台本、児童書を執筆。
- 2007年、ギリシャ児童演劇シナリオコンペ1位。
- 2008年、2009年には音楽ラジオシリーズ「小さいコペルニクスのクリスマス」「小さいコペルニクスと7つの偉業」が連日全国放送され、ギリシャ全土の子どもリスナーたちに愛された。2009年CD「逆さまの世界」をリリース。同年、俳優や歌手、音楽家、劇作家、そしてイラストレーターからなる「コペルニクス」を結成。
- 独創性と質の高い創作活動をモットーに、あらゆる年齢の子どもを対象にした演劇創作活動を開始する。2014年『ゾウさんおどらせるの、だあれ?』(パパドプロス出版)
- 絵/ソフィア・トゥリアートゥ
- アテネ技術教育研究所グラフィックデザイン科を卒業後、2002年より主に絵本のイラストレーターとして活躍。職業訓練所にてグラフィックデザイン並びにイラストを教授、また幼児に絵画、コラージュ、工作を指導。エレフテロティピア新聞社季刊誌コミック「9」賞、児童図書サークル賞、ギリシャグラフィックデザイン・イラストレーションアワード等受賞多数。
- 2009年よりギリシャグラフィックデザイン・イラストレーションアワードのイラストレーション部門審査委員。2010年より海外に進出。絵本やカード、ポスター、卓上ゲーム等のイラストを手がける。
- 訳/井上友里
- 東京都出身。ギリシャ・アテネ在住。
- 多摩美術大学美術学部芸術学科卒業。ギリシャ語通訳、翻訳家。
- ■おすすめの年齢:5歳・6歳~
- ■サイズ:W297×D217×H8mm
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